ペンタトニックの 特徴 を持つ マテリア と
その 派生マテリア
まず 2種 の ペンタトニックスケール を 見てみましょう

下に 音程差 (半音の数) を 書いています
音程差 のみ 取り出すと
メジャー : 2 2 3 2 3
マイナー : 3 2 2 3 2
となります
3音マテリア だと ペンタトニック の 特徴 が 現れにくいため
音程差 が 3つの4音マテリア で考えます
まず メジャーペンタトニック の 音程差
2 2 3 2 3 2 2 3 2 3 2 2 3 2 3 から
連続する 3つ の 音程差 を 取り出します
すると
223、232、323、322 が 取り出せます
これがそのままペンタトニックの特徴を持つマテリアの音程差となります
実際は
c↑223、f↓232 のようになります
マイナーのほうも見てみましょう
3 2 2 3 2 3 2 2 3 2 3 2 2 3 2 からも
322、223、232、323 が取り出せます
メジャー と 同じですね
この 4つ を ペンタトニック の 特徴 を 持つ マテリアとします
順を整理すると
223、232、322、323 が見やすいでしょうか
これに 関連して さらに 仲間 に 加えたいと 思います
どのようにするかというと
それぞれ C を 開始音 とする トライアド にしてみます
※開始音とはマテリアの最初の一音です
それぞれ 音程差 を
223 は 43
232 は 52 ( 25 は 転回 して 52 になるため 省きます)
322 は 34 ( 52 は 重複 するので 省きます)
323 は 53 は 転回 すると 34 、35 は 転回 すると 43 になり 重複 するため 省きます
と見ます
記譜してみます

左から マテリア として 書くと
C△ は c↑43
Csus4 は c↑52
Gsus4 は c↑25 の 転回形
Cm は c↑34
Fm は c↑53 の 転回形
A♭△ は c↑35 の 転回形
です
A♭音 は Cペンタトニックスケール に ありませんが
開始音 を C音 とすることで 出てきます
実際 の Cペンタトニックスケール から できるのは
Cメジャーペンタトニックスケール の e↑323 から Am、 C△
Cマイナーペンタトニックスケール の g↑323 から Cm、 E♭△ です
話 は それましたが
トライアド として 3種 できることがわかりますね
323 は 転回 して メジャー、 マイナートライアドになりますが
ここで c↑323 として 見て 最大音程差 8 に 注目 します
これは ここまで 出てこない オーグメントトライアド の 音程差 と 同じですね
また もう一つの ディミニッシュトライアド も 合わせて 見てみましょう

Caug は マテリア として 書くと
c↑44
Cdim は
c↑33
どちらも 3音マテリア となります
ここまで 見てきた 流れ では
メジャートライアド の 43 は ペンタトニック の223 に 基づいています
22 を 4 と したことから
今度 は 44 を 2222 と 見ようと 考えました
この 音程差 は ペンタトニックスケール には ありませんが
323 から 派生した と 考えて 同じグループ として 見ることにします
2222 は 5音マテリア と なりますが、
黒青黒青黒 と 分けた場合、一般の音楽理論 には出現しません
別カテゴリー の Jazz Materia_Advanced には 出現します
全て 黒 で 扱う場合 は ホールトーンスケール に 近いですね
普通 に 活用 できると 思います
もう一つ ディミニッシュトライアド については
c↑33 と 書けます
33 の 音程差 は ペンタトニックスケール からは 取り出せません
これも オーグメント のように 合計音程差 を 見てみます
すると 6 になりますね
これを 4音マテリア にすることと、トライアド 5種 を 一括り にしたいこと
そして 323 から の2222 の 変化 を 踏まえて
33 は 222 として 見ることにし、ペンタトニック と 同じグループ とします
2222、222 は ペンタトニック からの 派生マテリア ということですね
※これは グループ分け という 観点 であって、
音の並び を 音程差等 で 表してできる
2222、222 は それぞれ 個別 に 成り立っています
ここまでをまとめると
ペンタトニック の 特徴 を 持つ マテリア としては
223、232、322、323
そこからの 派生マテリア は 2222、222
となります
2222 は 323 に 基づいていますが 5音マテリア ということもあり
このまとめが 実用的 でしょうか
223、232、322、323 / 222
この 5つのマテリア で 5種 の トライアド に 関連付けることも 可能 です
最後に ペンタトニックスケール から 音程差 を 取り出す場合、
また その後の展開 について
下降(↓)マテリア だったら、について 触れておきます
取り出せる マテリア の 音程差 は 変わらず、
↓223、↓232、↓322、↓323 となります
これらを 単純 に 上行(↑)に 変えると
それぞれ
↑322、↑232、↑223、↑323 となります
その後 の 結果 は 同じ となります
今回 は ここまでです