音階と付加音について

84 views 6:14 PM 0 Comments 2024年9月6日

 

 

音階と付加音について

 

マテリア を 取り出す時に 音階 に 付加音 を加えます

 

これは ビバップスケール を見ればわかりやすいと思います

 

 

 

 

 

音階の中の G♯音 が 付加音 です

これは Cメジャースケール に G♯ を 加えていると見ることができますね

 

そして 黒青 に 色分け してみましょう

黒 は コードトーン、青 は それ以外 です

 

 

 

 

 

このように綺麗に 黒青 が 交互 になります

黒 は コードトーン ということなので 

Cビバップスケール では C6 を用いると良いですね

 

見方を変えると C6 には Cビバップスケール がフィットするとも言えます

major7 の音を コードトーン(黒) とすると

黒青 が 綺麗に交互になる 付加音 はありません

 

ここから他の音階に付加でき 黒青交互 になる音を見ていきます

 

Cメジャースケール+G♯音 は 構成音 として

Cアイオニアン+G♯音 と 見ることができます

 

ここからいくつか 教会旋法 の呼び名で見ていきます

 

 

 

 

C#音 を付加すると 黒青 が綺麗に交互になります

これは マイナービバップスケール と言うことがありますね

 

Dドリアン では C#音 を付加しますが、

major7音 と見ると 他のキーでも応用しやすくなります

 

 

C音 から始めるとこうなります

 

 

 

 

 

次に行きます

 

 

 

 

これも major7音 を加えると 黒青交互 になりますね

 

C音 から始めるとこうなります

 

 

 

 

 

 

次です

 

 

 

 

これは Cアイオニアン+G#音 と 同じ箇所 に付加できます

コード としてみると F6 が適しますね

 

付加音 の 音程 としては 上行の場合#5度 

下降の場合 ♭6度(D♭) が 良いでしょうか

 

下降 も見てみましょう

 

 

 

 

でも厳密に分ける必要はないでしょうね

5度 と 6度 の間に 付加音 を入れるで良いと思います

 

C音 からの 上行 も見ておきましょう

 

 

 

 

 

 

次です

 

 

 

 

これは ドミナントビバップスケール とも言いますね

m7 コードと同じで major7音 を 付加 すると 黒青交互 になります

 

C音 からも見てみます

 

 

 

 

 

 

次です

 

 

 

 

これは Aナチュラルマイナースケール と言われます

major7音 を 付加 すると 黒青交互 になりますね

 

マイナースケール は基本的には 3種 ありますが 

他のスケール は 後で見てみましょう

 

C音から

 

 

 

 

 

 

次です

 

 

 

 

major7音 を 付加 すると 黒青交互 になります

 

C音から

 

 

 

 

 

 

m7コード、ミクソリディアンは major7音 を 付加 

▢6コード は #5音 を 付加 すると 黒青交互 になります

 

 

その他のスケール

 

まずは マイナースケール の 他2種 を見ましょう

 

・メロディックマイナー

 

 

 

これは コードトーン が 6度 で Cm6 となります

 

マイナースケール ですが ▢6 の形となるので
#5音 を 付加 すれば
黒青交互 になりますね

 

Cメロディックマイナー 2番目 の D音 から始めたスケール

 

 

 

 

Dsus♭9 と見たら この音階です C#音 を加えます

 

Cメロディックマイナー 3番目 の E♭音 から始めたスケール

 

 

 

 

この音階には 黒青交互 になる 付加音 はありません

E♭6 として見ても B音、C音 の間には 付加音 を入れることができません

 

Cメロディックマイナー 4番目 の F音 から始めたスケール

 

 

 

 

これはよく見ますね、7thコード で major7音 が 付加できます

 

 

Cメロディックマイナー 5番目 の G音 から始めたスケール

 

 

 

 

major7音 を 付加 できます

 

 

Cメロディックマイナー 6番目 の A音 から始めたスケール

 

 

 

 

メジャースケール の ロクリアン とは #2 のところが異なります

 

 

Cメロディックマイナー 7番目 の B音 から始めたスケール

 

 

 

 

黒青交互 になりますが、これはこの形では見かけないですね

 

E♭ を D# にして 黒青 の 色分け を変えると 別の音階 になります

 

 

 

 

これはよく見かけます

しかしこの形だと 付加 して 黒青交互 になる音はありませんね

 

よく見るので何とかできないかと考えても

A音とB音の間に青はいいとして

青と青の間に二次的な付加音を入れるとすると

二箇所あって、しかもそれは黒にはできません

それら全て入れたとすると計3音加えることとなり

全体の音数が10音の音階となります

それではクロマチックスケールに近づきすぎですね

 

 

・ハーモニックマイナー

 

 

 

 

ここでの G#音 は 付加音 ではなく スケール にある音です

Cmmajor7、Cm△7 などと書かれます

 

これは B♮音 を コードトーン としてるので 黒青交互 にすることはできません

 

この 音階上 に できる 他のコード も見てみましょう

 

 

Cハーモニックマイナー 2番目 の D音 から始めたスケール

 

 

 

 

major7音 を 付加 すると 黒青交互 になります

 

 

Cハーモニックマイナー 3番目 の E♭音 から始めたスケール

 

 

 

 

付加 すると 黒青交互 になる音はこの音階にはありません

 

コードトーンを major7音 でなく 6度 と見ても

#5音 と 6度音 の 音程差 が 半音 しかないので 音を 付加 できませんね

 

 

Cハーモニックマイナー 4番目 の F音 から始めたスケール

 

 

 

major7th音 が 付加 できます

 

 

Cハーモニックマイナー 5番目 の G音 から始めたスケール

 

 

 

 

これも major7th音 が 付加 できます

 

Cハーモニックマイナー 6番目 の A♭音 から始めたスケール

 

Cハーモニックマイナー の 音階 では G♯ を 用いていますが ここは A♭ として見てみます

 

 

 

 

この形だと 付加 できる音はありません

 

コードトーン を 6度 と見て A♭6 とすれば可能となります

 

 

 

 

E♮音 は #5音 ですね

 

 

Cハーモニックマイナー 7番目 の B音 から始めたスケール

 

 

 

 

これは 付加音 の 候補 が 2つ あるというか A音、A♯音 どちらかに 青 を 付加 すれば 黒青交互 になります

 

しかし 付加音 は あくまでも 経過音 なので 2音 どちらも 不適格 です

 

これは 無し とします

 

 

ディミニッシュスケール

 

 

 

 

これは 8音 の 音階 ですが、このままで 黒青交互 ですね

付加音 は ありません

 

 

ハーフホールディミニッシュスケール

 

 

 

 

これも 8音 の 音階 ですね、このままで 黒青交互 です

付加音 は ありません

 

 

ホールトーンスケール

 

 

 

 

これは 6音 の 音階 ですね

 

音程差 が 特徴的 な 音階 です

 

その 特徴 を 壊してまでする必要があるかどうかは 別 として 2音付加 すれば 黒青交互 になります

 

2音付加 しても ディミニッシュスケール、
ハーフホールディミニッシュスケール と 同じ
8音 の 音階 と 同数 です


経過音 であることに 留意 すれば さほど おかしいとは感じません

 

挙げてみます

 

 

 

 

このようになります

 

重ねますが 付加音 は 経過音 として 扱います

 

 

 

ここまで 様々 な 音階 を 見てきましたが

他にも ハーモニックメジャー、種々 エキゾチックスケール 等、
扱っていない 音階 はあります

 

それらは また 別の投稿 で 考察 するかもしれません

 

今回は ここまでです

 

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