ジャズマテリアを考案・公開した経緯

59 views 7:45 PM 0 Comments 2024年1月10日

 

 

初めに
ジャズマテリア は 音の並び を アルファベット、
記号、数字 で 表した
音の並び で
一つ一つ を マテリア(materia) と 言い

その総称を ジャズマテリア とします

 

 

ジャズマテリア は 単独 で 思いつたものではありません

 

 

このサイトでいうと Jazz Materia_Advanced  に 当たる内容を

ずっと研究してきて、ある時 それを文章にまとめようと 試みました

 

 

その時に どうしても 音の並び を 記号等 で

シンプル に 表す 必要 が出てきました

 

 

 

まず 一般のジャズ理論 で 使われてる方法 は ないかと 考えましたが

コード や 音階 とは 異なり、3音 又は 4音 の『並び』なので

一から 考えないといけないな と なりました

 

 

 

Jazz Materia_Advanced のほうは

ジャズ の 即興演奏 を 前提 として 研究 してきているので

まず どんな調でも 一貫して 使えることを 重視 しました

 

 

そこでまず 音程差(半音の数) を 用いよう と 思い立ちました

 

 

 

これは 普段から このように 音階 の下に 数字、音程差(半音の数)を

書き入れる 習慣 が あったことに 起因 します

 

 

 

 

 

矢印 の 右 に 34 とか 123 という 数字 は コード に 例えると

m7 とか 7alt  の ようなもの です

 

 

ちなみに c↑34 は 構成音 だけ見ると Cmトライアド と 同じですね

こういった コードネーム で 表される 構成音 と 同じマテリア は複数あります

 

 

でも 例えば c↑112 の ような 並び は

コードネーム で 表すのは 困難 です

また、Cクロマチックスケール の 初めの4音 でも ありませんね

 

 

 

 

話 は 逸れましたが


並び を 表すのに 音程差(半音の数) を 用い

コードネーム に ヒント を 得て


並び の 開始 となる 音 を 必ず入れること

それで c34、c123 という形に なりました

 

 

 

これでは まだ 完成 では ありません

並び には 上行・下降 が あります

 

 

c↑123 と c↓123 では 構成音 が 違うので どちらも必要 です

 

 

 

 

 

矢印 は キーボード に 無いので 他に良いものはないか と 考えました

実際 には 手書き の 場合 もあるし、見やすさで 決めました

海外の人 は 自国 の キーボード で 書けるのか 少々 不安 はあります

 

 

 

初め  Jazz Materia_Advanced で 思いついた アイデア ですが

これは 一般のジャズ理論 でも 同じように 使えます

 

 

 

一般のジャズ理論 での コードトーン は

Jazz Materia_Advanced  で異なる音 に 置き換えられますが

ジャズマテリア の 仕組み は 変わりません

 

 

 

Jazz Materia_Advanced での c↑123 は

一般のジャズ理論でも c↑123 です

 

 

 

一般のジャズ理論 の 範囲内 だけでも転調、モチーフ的 な アイデア

など 十分活用  できる と 思います

 

 

 

Jazz Materia_Advanced では

取り出すことのできる マテリア が 増える という 違い があります

即興演奏 のための 語彙 が 増える という イメージです

もちろん 作曲 や アレンジ に 活用 してもいいですね

 

 

具体的に、

一般のジャズ理論 での Cメジャースケール から 得られる

E音 を 開始音 とする 上行3音マテリア に 絞って 見てみましょう

 

 

 

 

e↑12    e↑14    e↑17    e↑1 11 

e↑71    e↑75    e↑10 2

 

(G#音 は 付加音 なので 付加音の処理 の ルール に 従って
ここでは 除外 します)

 

これだけあります

 

 

 

そして Jazz Materia_Advanced の 領域 で 得られる マテリア は

 

e↑14    e↑16    e↑19    e↑1 11

e↑23    e↑25    e↑28    e↑2 10

e↑41    e↑43    e↑46    e↑48

e↑61    e↑64    e↑66

e↑91    e↑93

 

これだけあります

 

 

太字 の マテリア は 共通 してます

このように 一般のジャズ理論 と Jazz Materia_Advanced の

両方 を 用いれば 使える マテリア が 増える ということです

 

Jazz Materia_Advanced については 有料記事 として 計画中 です

 

 

 

 

タイトル が 考案・公開 した 経緯 ということなので まとめると

 

・何年もかけて Jazz Materia_Advanced の 内容を 研究してきました

 

・それを 譜面 を 使いながら 文章 にして まとめよう としたときに

音の並び を 記号等 で 表す必要 が 出てきました

 

・それで どうしても 必要 となったため ジャズマテリア という

表し方 を 考案 しました

 

 

次に

 

・Jazz Materia_Advanced の 内容 は 一般のジャズ理論 とは

隔たりが大きい と 考えて、一般のジャズ理論 に 適用してみようと

試みました

 

 

そして

 

・ジャズマテリア の 表し方、活用法、一般のジャズ理論 への 適用等 を 公開

 

 

という 流れ です

 

 

目的 は ジャズマテリア を 世界中 に 普及 させて

単純 に 世界中 の ジャズプレイヤー数 が 増えてほしい ということです

活用法 など まだ コンテンツ が 少ない ですが コツコツ と
増やしていく つもり です

 

 

今回はここまで

 

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